TABISAKI - 旅先

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吉田カレーで食べてみた感想

吉田カレーというお店をご存知だろうか?


お店

お店は荻窪の青梅街道沿いにあります。
1階は広島お好み焼きとFreshnessバーガーで2階にお店はあるのですが、2階に上がる階段はシャッターが半分閉まりかけ。
店の前には平日の11時30分過ぎですでに長蛇の列。
列の最後尾に並ぶと30分ほどしてようやくシャッターの中に。
シャッターの中に入るとさまざまな注意書きなどが。

まず目につくのは、「本当にやる気がないので、出来れば他に行ってください」の文字。これ、大丈夫か。
やる気がないならやらなきゃ良いのに。これは何かを示した隠語なのだろうか。

さらに「当店はお客を選びます。気に入らない方には売りません。」なんとも民主化したお店。たしかにこれまでは客がお店を選ぶのが普通だが、これからの世の中ではこういうお店は増えるだろう。お金を払うのは客なので完全な対等関係は難しいかもしれないが、一部のお店は客と対等な関係を築いていく事はあり得る。

また「店内外含めて撮影一切禁止」の文字が。え、うそ!?撮っちゃいけないの?と思ってると、注意書きに「食べ物以外」の文字が。カレーは撮って良いのか。ふぅ。

 

メニュー

階段を登るとメニューが出ている。
周りの人を聞いていると慣れた感じで、「MIX並となんとかなんとか・・・」みたいに呪文みたいに注文している。
まずい何を頼めば良いかわからない。
でもこの位置からだと良くメニューが見えない。
と思っていると注文を聞かれるでもなく時間が過ぎ、ようやくメニューの見える位置に。

メニューは基本的にカレーとバナナミルクしかない。
カレーはライス小で1100円(200g)。中は1200円(300g)。大は1300円(400g)。結構良い値段するな。
そのほかにトッピングに「豚」「中華アチャール」「チーズ」「納豆」があるだけ。
メニューにはほかにも説明書きと注意書きがあり、説明書きには材料は国産で塩分も控えめなど、料理に対する説明が書いてある。なるほどこのこだわり。これがここまでの人気店に押し上げている理由かもしれない。
そうこうしているうちに自分が呼ばれ、ようやく店内に入る。(まだ注文してない)

 

店内

店内に入ると席を指定されたのでその席に座る。すでに水と食器類が置いてある。
お店の中はすごく静かで話している人はいない。何か少し緊張感が漂う。
注文をお伺いします。と丁寧に聞かれたので、「MIXの小ライスで豚と中華アチャールをトッピングしてください」と注文。

ちなみにこの記事を書いている間にメニュー表などをググって見たが、結構、価格改定が激しいのかもしれない。昔はカレー700円とかで提供していたようだ。


料理

10分ぐらい待っただろうか、並び始めてからはや1時間以上経ちようやくカレーが出てきた。
カレーはご飯の上にキーマカレーのペーストが乗っており、その上に卵黄が乗っている。
ご飯の周りには通常のカレーが掛かっている。(MIXなので辛めと甘めが混じっている)
カレーの上に大きな豚の似たようなものと中華アチャールというものが乗っていた。

まずはキーマカレーを一口。
少し薄めの味付けだが、香辛料がふんだんに使用されていて美味しい。
カレーともミックスしながら食べるとさらに美味しさが増す。それでも結構アッサリした味。

豚はとろとろに煮込まれていて、簡単にスプーンでも切れるほど。
口の中でとろける。カレーと一緒に食べると癖になりそう。

中華アチャールはというといわゆる玉ねぎとか人参の漬物。
ただ結構スパイスと塩気があり、多分、花山椒か何かも入っている。
これはかなり味が濃く、これとカレーを一緒に食べるとようやく味の濃いカレーとなる感じがした。

このお店ではこのようにトッピングを上手く足して自分好みにする必要があるのだろう。


会計

MIXの小ライス+豚+中華アチャールで1600円。

ご馳走さまでした。