モロッコ-ラバトの空港から市内までタクシーに乗った話
モロッコ(Morocco)の首都ラバト(Rabat)でサレ空港(Sale Airport)からラバト市街に行ったときの話です。
最も近い空港はサレ空港(現地の人はサリーという発音)からラバトへ行けます。
タクシーだと20分かからないぐらいです。
ただサレ空港を出てタクシー乗り場はパッと見えません。
少し遠くの方にベージュのタクシーらしいものが並んでいてその前に男たちがダベっています。
この時点でいやだなぁって感じだったんですが、案の定いわゆるタクシー乗り場はそこでした。
ベージュのタクシーの前についてタクシーに乗りたいというとどこに行きたいのかと聞かれ、ラバトと答えると「じゃあこっちの白いタクシーだ」と言われ、少し大きめのタクシーの方に連れてかれました。
あのベージュの方がちゃんとしたタクシーっぽいんだけど、白って明らかにただのバンみたいじゃん。。
あ〜、既にぼったくり系のにおいがぷんぷん。。
お互い片言の英語で話すとどうもベージュはサレ(サリー)市内しか行かない。隣町に行きたいなら白に乗れとのこと。
(なんか暗黙のルールがあるのね)と思いタクシーに乗り込もうとすると明らかにメーターなし。
(これぼったくり確定!)と思いながら乗る前に「いくらなんだ?」と聞くと「300DH(約3000円)」と言われ、いやいや高すぎでしょって返すと「じゃあ200DHだ」とすんなり値下がり。
(なんなんだよ。)
でも実は通常だと150DHぐらいだと知っていたので「150DHにしろよ」って言うと「じゃあ乗らなくて良い」みたいにキレ始め、周りの男たちも寄ってきて「どうしたんだ!?」みたいになって、「通常150DHだろ!」って言ったらいやいや「今は200DHだ」と総攻撃。
これで乗せてもらえないと市内に行く手段多分ないのでしょうがなく乗車。
市内に行く車中でも「いつ帰るのか?その時タクシーいらないか?」とか「お前の連れみたいのはいないのか?そいつを乗せてやる」とか常に金の会話ばかり。
最後に降りた際には「250DHくれ」と言われ、さっき200DHって言っただろって200DH渡すとバツの悪そうな顔でじゃあ良いよみたいな感じで行ってしまった。
やれやれ、先が思いやられるなぁ。
この辺りはアジアと変わらないのね〜。
以上、モロッコで空港からタクシーに乗った話でした。